前回、ポーランドの知る人ぞ知るハイエンドメーカー「マヨネーズ(Mayones・メイワンズ)」の5弦を入手したという話をしました。あれから雑感を羅列すると
①当たり前ですがいい音します。この鳴りで「ん?」と感じる音が出るなら、完全にプレイヤーの腕の問題。
②ウェンジのトップ材が想像以上に音質に影響を及ぼす。
具体的には…
A.不要な倍音を抑え込む。
B.にも関わらず、音域(周波数)はそのままスルーするため音が突き抜けて聞こえる。
C.行き過ぎたアタック音も抑える。
よって…
③パッシブで使用しても、エンハンサーとコンプレッサーを同時使用しているかのような高級感ある、快適な音。
④多弦ベースなれど超ローアクションで弾きやすい。この領域に迫る工房はあまりないでしょう。(四半世紀使用していて、大好きな工房である「PGM」を、申し訳なく涙ながらに引き合いに出しますが、そこよりもかなり上)
⑤それなのに、本体というか木材がズムズム揺れてアンプから出る音はウッディー。もちろんツマミをいじれば現代的アクティブサウンドもキンキンに出ます。
⑦唯一の欠点は…アクティブだと電池の消耗が凄まじいこと。一か月で9Vがカラカラになります。
さて本題。
ファーストインプレッションで気に入ったのは何よりもこの木目です。
気候になじむまで、我慢して手につけないでいたピックガードを外してみました。
すると・・・
キレイ・・・。なんだこの美しさは。
低品位なたとえをすると→肌が綺麗でスタイリッシュな、みんなのアイドルなあの娘が脱いだらやっぱりすごかったって感じ。これを隠すとは。
外したまま使用したいくらい。これを覆うあたり粋ですね。透明のアクリル板を作成しようかどうか考えます。
それにしても美しい。眺めてるだけでシマーがすすむ。
恍惚…。
こんな木どこに行けば手に入るのでしょう。あと、気付いた人は気付いたかもしれませんが、ピックガードとツマミのシートはまだ剥がしていません。光沢がないのはそのためです。新車のシートではありませんが、もったいぶっています。