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Channel: ベースいじくり日記「引き籠もり」
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MAYONES(メイワンズ・マヨネーズ)5弦を手に入れて、感想を書く話②

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前回、ポーランドの知る人ぞ知るハイエンドメーカー「マヨネーズ(Mayones・メイワンズ)」の5弦を入手したという話をしました。あれから雑感を羅列すると

①当たり前ですがいい音します。この鳴りで「ん?」と感じる音が出るなら、完全にプレイヤーの腕の問題。

②ウェンジのトップ材が想像以上に音質に影響を及ぼす。
具体的には…
A.不要な倍音を抑え込む。
B.にも関わらず、音域(周波数)はそのままスルーするため音が突き抜けて聞こえる。
C.行き過ぎたアタック音も抑える。

よって…
③パッシブで使用しても、エンハンサーとコンプレッサーを同時使用しているかのような高級感ある、快適な音。

④多弦ベースなれど超ローアクションで弾きやすい。この領域に迫る工房はあまりないでしょう。(四半世紀使用していて、大好きな工房である「PGM」を、申し訳なく涙ながらに引き合いに出しますが、そこよりもかなり上)

⑤それなのに、本体というか木材がズムズム揺れてアンプから出る音はウッディー。もちろんツマミをいじれば現代的アクティブサウンドもキンキンに出ます。

⑦唯一の欠点は…アクティブだと電池の消耗が凄まじいこと。一か月で9Vがカラカラになります。

さて本題。

ファーストインプレッションで気に入ったのは何よりもこの木目です。
気候になじむまで、我慢して手につけないでいたピックガードを外してみました。

すると・・・

 

 

 

キレイ・・・。なんだこの美しさは。

低品位なたとえをすると→肌が綺麗でスタイリッシュな、みんなのアイドルなあの娘が脱いだらやっぱりすごかったって感じ。これを隠すとは。

外したまま使用したいくらい。これを覆うあたり粋ですね。透明のアクリル板を作成しようかどうか考えます。

それにしても美しい。眺めてるだけでシマーがすすむ。

恍惚…。

こんな木どこに行けば手に入るのでしょう。あと、気付いた人は気付いたかもしれませんが、ピックガードとツマミのシートはまだ剥がしていません。光沢がないのはそのためです。新車のシートではありませんが、もったいぶっています。


フェンジャパボディの塗装を剥がして青ラメにした話①

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フェンダージャパンのジャンクボディがあり、その塗装を剥がしてみました。
練習も兼ねて、青風味に再塗装したいからです。

ハクリ剤を塗布し、柔らかくなったところをヤスリやサンダーで削ります。

塗装を落とすと3ピースのバスウッドボディが露わになります。

バスウッドはよく言えば「クセがない」、悪く言えば「特徴がない」音を出す材木として知られていますが、木目もそんな感じですね。

 

・自作中のアルダーボディとバスウッドを並べて比較してみましょう。

・外観

→アルダーの方がなめらか。バスはちょっとけばだっている。

・叩く
→アルダーはコンコン。バスウッドはトントン。

・お姫様抱っこする。
→アルダーは引き締まっている。バスウッドは柔らかな肉感。

・後ろ姿を見比べる。
→アルダーの方が美人そうな感じ。

 

叩いたり持ったりすると、今まで「知識」として仕入れてた材木特性が、体で理解できたような気がします。

それにしても、こうやって眺めていると楽しくて晩酌したくなりますねえ。

きっとみんなもそうですよね。

フェンジャパボディの塗装を剥がして青ラメにした話②

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前回の話の続き。

 

木目が露になったフェンジャパのバスウッドボディを、再塗装します。

順番は

①ウッドシーラー塗って木材への染み込み防止

②サンディングシーラー塗って着色準備

③表面を磨いてつやつやにする

④青色着色

⑤ラメ振りかけてキラキラ感プラス

⑥透明ラッカーでトップ仕上げ

⑦最後の磨き

でいきます。

 

第一段階のウッドシーラー。木を保護し、塗料の吸い込みを防止するものです。

浜二ペイントのUコートシラーA液・B液を、シンナーで薄めて塗布。

保護メガネ・手袋に加えて、マスク必須です。何かあったら取り返しつかないですからね。

簡易的なペイントスプレーヤーでやりましたが、これが最悪。うるさいし目詰まりするし、安物買いの銭失いでした。

あとからネットで調べたら、やはり相当な不評商品のようです。会社名はふせておきますが、画像見て「ああこれか」と思う人もいるかもしれません。

ともかく塗った後、つるして乾燥。ちなみに製作中(現在はもう完成した)のアルダーボディも同時進行でした。

一週間後、サンディングシーラーを塗り、再び乾燥。

さらに二週間後、800番くらいのサンドペーパーで水研ぎ、その後コンパウンドでつるつるにしてスプレー缶で塗装しました。色はメタリックブルー。ホームセンターに売っているものです。本格的にやるならコンプレッサーもそのうち手に入れないといけませんね。

近所迷惑にならないように、自家製塗装ブース(ただのダンボールくりぬき)で吹き付け。

シーラーのおかげでノリがいい。ムラになった箇所はあとで考えます。この後、上塗りを2回、そしてトップコートの予定です。このベースは適当なネックと合体させて自宅弾き用にしようかな。

それにしても塗装は、段階ごとに乾燥を待たないといけないため時間がかかる。楽器製作経験者が「塗装は忍耐が必要。」と語るのも、よくわかりました。今回さらっと書いてますけど、実は作業開始からここまで一か月かかっています。

 

次回完結編です。

フェンジャパボディの塗装を剥がして青ラメにした話③(完結編)

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前回の話の続きです。

 

ランチ(ただのラーメン屋巡り)ついでにバンド友達Kさんがうちに立ち寄り、吹き付けのコツをご教授してくださいました。

お手本として、吊るしていたボディをなめらかにクリヤーラッカー塗布。

さすが整備士。上手!

アドバイスの通り、もっと青を着色すべきでした。薄い感じがします。

 

一週間後。

ちょっと変色具合を見るにメタリックブルーというよりは、なんだかフェンダーのLPB(レイクプラシッドブルー)のようになってきました。

 

白いピックガードを付けるとますますそれっぽい。

 

これに100均で購入したラメ粉を振りかけます。

 

手順

①青ラメとシルバーラメを混合する。

②塩を振りかける容器に入れる

③速水もこみちのように、高いところからボディにラメを落としていく。

④すばやく透明ラッカーを軽く吹きつけて固定する

 

というわけでラメ化しました。写真だとわかりづらいのですが、結構ぴかぴかと目立ちます。

 

本格的に透明ラッカーを吹き付けて2週間位放置。固まったあと、800番くらいのサンドペーパーでひたすら水研ぎして、表面のデコボコをラメもろとも平らにならします(これが一番重要で根気が必要な作業なんだけど、写真はありません)。

 

その後再びクリヤラッカーを吹き付けて仕上がりチェックです。

 

白のピックガードをかぶせてみる。

 

シルバーのピックガード。

 

で全体像を確認。意外に涼しげというか、さわやかですね。

 

さて、これに見合うネックを手に入れるまで部屋に吊るしておきます。

本当はコンパウンド磨きが残っているのですが、結構つるつるに仕上がったのでこれはこれでいいかなあと今何となく放置しています。

気が向いたら研磨するかもしれません。

 

ともあれ、これで完成したということで、いったんおしまいです。皆さまお付き合いいただきありがとうございました。

ジャズベースのボディを作ろう【10時間目】

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さて、製作中のジャズべボディ話の続きです。

 

だいたい形はできたので、細部を削り(相当細かい作業をしたのだけど地味なのでカットします)ウッドシーラーを数度塗り、乾燥させてサーっとサンディングシーラーを塗って干しました。

 

約2週間後、ざっと研磨したあと、

①1000番のサンドペーパーで水とぎ。白い粉(シーラーの削りかす)が出てくるので随時ふき取りながらざらついた面をなくす。

②一日おいて、車用の極細コンパウンドで鏡面手前まで磨く。

③乾燥させてウェスでふく。

という作業を施しました。

ここら辺、地味で労力がかかるわりに見た目の変化はあまりないのですが、強い光の下で照らすとツルツルしているのが確認できます。

 

あっ!大事な作業を忘れていました!

 

ネックとボディを接合するための、ねじ穴を掘る作業を行っていないではありませんか!

 

これはひどい。素人丸出しですいません。

 

さて

 

気を取り直して最重要過程に入りましょう。

 

正確さが要求される上に失敗は許されません。

ネックとボディをはめ込んでクランプで固定。その上からルーターで一気に貫通します。写真じゃ伝わりませんが、クランプがじゃまになってなかなかルーターの位置が固定できない。

 

この作業でやはりシーラーに少し傷をつけました。塗装に影響するのでならしたものの、穴あけ作業は成型段階でやらないといけませんね。今更ながら。

 

その後、ブリッジの位置決め。これも音程に影響する重要作業です。フレットの先から垂直約90cmの場所にネジ穴を掘ります。

 

この作業をするにあたって

「ブリッジをうまくセンターにはめるにはどうしたらいいんですか?」と伊禮プロに質問すると

「ポジションマークの真ん中に長い定規をあてて、その延長線上にセンターのねじ穴を作るといいですよ。できるだけ遠いドットからはじめるとズレが少ないです。そしてセンターの穴を定めたら仮設置して弦を張って、端のねじ穴の位置を決めます。」と的確な答えが返ってきました。

 

なるほど。いつもわかりやすくコツを教えてくださるからありがたい。

先達はあらまほしきことなり。

 

次回、いよいよ着色です。

 

ジャズベースのボディを作ろう【11時間目】

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前回の話の続き。

 

朝目覚めたら、湿度計は55%を差す。

来ましたね。塗装日和です。

庭にボディを出しましょう。自家製塗装ブースのおでましだ。

 

ホームセンターに売っていたアサヒペンの金メッキ調スプレーを吹き付けてみます。

 

スプレーを均一に塗布。「塗装は下地が全て」と様々な方面からアドバイスを頂きましたが、つくづく実感。鏡面近くまでならしてよかった。

 

数か所ざらついた面もありましたが、それは反省と同時に思い出として残しておきます。さて、ちょっと躊躇しましたが、マッチングヘッドにすることにしたので、G&Lネックのロゴも消えました。(念のためシーラー吹いて上塗りしたので、やろうと思えば塗装剥がしての復活は可能です)。あとでオリジナルデカールでも作成して貼ります。

アサヒペンの金メッキ調スプレーが予想以上にメッキ風ですね。これで終わりではなく、この後金ラメ粉をふります。まだ下地みたいなものですね。では一週間乾燥させましょう。

 

最終的には、「キャンディアップルレッド」以上に人口に膾炙したカラーである、「スケベイスラメゴールド」を目指します。

ジャズベースのボディを作ろう【12時間目】

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前回の話の続き。

 

金メッキ風ラッカー塗装を施した上にクリヤラッカー(艶あり)を吹きました。

「ラッカーの上にポリはのらないので、ラッカーを使用したらあとは全部ラッカーでいくしかないよ」と、様々な方面からアドバイスをいただきましたのでその通りにやってみます。

 

青ラメベースの時に学習しましたが、クリヤを吹くとやっぱり光沢は減退し、ぼけた金に変色します。

 

市場でもキラキラ金色ギターは見当たりませんので、難しいのかもしれませんね。

(※金メッキをそのままにしとけばいいんじゃないのか?という疑問をお持ちの方もいるかもしれませんが、クリヤーを吹いて防護しないとすぐに剥げて、汚いまだら模様になります)

 

まあいいです。どうせこの上からラメ粉を散らすので、現在の色は下地くらいの感覚と捉えておきます。

というわけで今日はヘッドに様々なラメ粉をふって、外見を検証しました。

 

候補は

①金ラメ100%をたっぷり重く

 

②金ラメ100%をごく軽く

 

③金ラメ50%・レインボーラメ50%をたっぷり重く

 

④金ラメ50%・レインボーラメ50%をごく軽く

です。画像に番号をつけてみました。

写真だとラメのテカリ具合が伝わりづらいのが残念。どれも実物はもっとラメラメテカテカしています。ピンボケ画像の方が伝わりやすいかもしれませんので、参考に載せます。

 

①のピンボケ

 

③のピンボケ

 

さて、①~④のどれでいこうかな。

晴れた日に結論を出して練りこみます。

 

ジャズベースのボディを作ろう【13時間目】

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前回の話の続き。

 

休日。そして女房子供はおでかけで暇な一日。

こんなときは何をするか。

 

ベースの改造に決まっています。

 

男なら当たり前田のニールキックですよね。

というわけでラメ粉作業続き。ようやく満遍なく散らすコツがわかりました。金ラメ90%・レインボーラメ10%を重くふるパターンでいきます。

 

☆スプレーガンを使わずに均一にラメを散らす方法

①コショー缶などにラメ粉を入れ、すき間がないようにてんこ盛りに散らす。

 

②ボディを垂直やを逆さにする。

※振ったり叩いたりしない。ゆっくりと。

 

③そうすると余分なラメは全て落ちるものの、静電気のおかげで均一にラメが残る。

 

④クリヤーラッカーを軽く吹いてラメを固定する。→これが下地になる。

 

⑤乾いたら、再びクリヤーラッカーを吹いて、湿っている間に贅沢にラメを振る(素早く)。ちょっと不揃いでも、④の下地のおかげで均一に見える。その後さらにラッカーを吹いてラメをボディに固定させる。

 

ここまで長かった。あとは難しい作業はありません。ある程度厚くなるまでラッカーを吹き、乾燥したらサンドペーパーででこぼこをならしましょう。

(まだまだ続く)


ジャズベースのボディを作ろう【14時間目】

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前回の話の続き。

 

ジャズベースのボディ製作、いよいよ大詰めです。
乾燥したのでコンパウンドでピカピカに研磨しましょう。

 

私はもともとインドアで無教養な人間なので、「コンパウンド」というものを知りませんでした。磨き剤ですね。これをつけてこすると市販品のようなツルツルピカピカな表面に仕上がります。

身近な例でいうと歯磨き粉みたいなものでしょうか。

 

ホームセンターなどにあるこれら(細目から鏡面用まで)を手に取って、良さげなものをボディにのっけて専用スポンジでキュッキュッっとこすります。

 

長女がやりたいというので手伝わせてみます。

もちろん、オール手動だと大変なので電動のポリッシャーで満遍なく鏡面仕上げにしました。

いやあぴかぴか。

 

どうせなら悪趣味なくらいゴージャスにいこうということで、金属パーツも金メッキ仕様に統一。

すごい図ですね…。

 

あ。何気にネック裏のも金ラメ仕様にしました(ここも相当苦労したが、相当長い話になるのでなくなくエピソードをカット)

 

ヘッドのデカールを作成し(※この作り方はそのうち書きます)、貼って透明ラッカー塗布&塗布→磨き、マッチングヘッド完成。

 

今回取り寄せたのは

①ブリッジ

②ノブ

③プレート

④PG用ねじ

⑤ネックジョイントプレート

⑥ストラップピン

⑦ヘッドにつけるテンションバー

⑧金メッキピックガード

⑨ペグ

 

です。すべて金メッキ仕様をチョイスしました。

①~⑦は某サウンドハウス(以下SH)さん

⑧はSHになかったので専用業者から取り寄せ。

⑨はSHにあったものが全部高かったので(もちろんゴトー製とか品質はいいんでしょうがね…ちょっと予算オーバーで…)アマゾンで手に入れた謎の安い金メッキペグです。


あとはアッセンブリを作成して、ピックアップのっけて調整ですね(これが地味に時間かかる)。
ピックアップはどうしようか。

これも黄金色にしようかな。

 

あと2回位で完結すると思います。

 

ムーンのジャズべースの音揺れ。

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思春期から弾き続けて20数年、のmoon正妻ベース(いわゆるムーニー期のジャズべ)がここ1年すこぶる調子が悪いです。

 

人間ドック的に定期メンテを出しているので、ネックが曲がったとかパーツ劣化とか形状的な変化はないのですが、どうも最近余分な倍音というか雑音というか、押弦している音程以外の、音揺れを感じます。鳴りが良すぎる、というのかな。

過去、問題が生じたときに

・フレット打ち直し

・金属パーツ更新

といった対策で回復してきましたが、何というか今回はそれらとも異なる内部的な要因がありそう。

 

もともと個体の良いフェンダーUSAのようにガンガン鳴るベースだったので当初は気にしていなかったのですが、どうも最近は音の芯が拡散していく。

 

どうしたものか。まあ素人が考えてもしょうがないので、来週明けにでもプロに相談してみます。

 

いやあ。困った困ったこまどり姉妹。

 

MAYONES(マヨネーズ メイワンズ)のジャズべ Jabbaのピックガードをアクリル仕様に。

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私のMayonesジャズべは、音はもちろん見た目も美しい。
トップのバールメイプルが素晴らしい杢目をしています。
本当は黒のピックガードも取り外して、全てを晒したい。とはいえ、個人的にピックガードはあった方が弾きやすい。

 

うーむ。

「なら、透明のピックガードを作ればいいじゃない。」

と思い立ちまして、いつもお世話になっているリペアマン伊禮氏に作製をお願いしておりました。
引き取りに行って対面した印象は・・・

 

 

超美しい(恍惚)。

画像に含まれている可能性があるもの:ギター

 


「う、つ、く、し、すぎーるー」とジュリーの『危険なふたり』を口ずさみたくなるくらいの麗しき杢目。

いやあ、なにこれ。なぜこれを隠すのか。PU付近のイエス・キリスト風陰影も露になりました。

画像に含まれている可能性があるもの:ギター
自動代替テキストはありません。

ウェンジの境界線がたまりませんね。

今晩はこの子を眺めながら晩酌します。

ああ美しい。

ジャズベースのボディを作ろう【15時間目】

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前回の話の続き。

 

ほぼ完成間近で、あとは

①ブリッジ

②ノブ

③プレート

④PG用ねじ

⑤ネックジョイントプレート

⑥ストラップピン

⑦ヘッドにつけるテンションバー

⑧金メッキピックガード

⑨ペグ

を組み込むだけ。

 

現在、「ほぼ」出来上がっています。

 

しかし、微調整がまだ上手くいかず「完成」と言うには憚られます。弾き心地と音の安定感がもう少し欲しい。

 

一応全体像をのせますね。

 

 

 

 

 

艶やかなルックスから、この子をスケベイ・・もとい「スケベース」と名付けました。

なぜそう呼ぶのかわからぬキッズはまわりの大人に聞きなさい。

 

というわけで、ヘッドにも控えめながら「Custom SKBass」と刻印しています。

 

さて、未完成ポイントは
①ネックとボディの接地具合の調整

②ネック反りと弦高のトータルバランスを見極めた調整
③オクターブ調整

④ピックアップの高さによる出力最終調整
⑤ピックガードの位置がやや右寄り

といったところでしょうか。

 

とはいえ、特に①~④を追い詰めるとプロの領域で、私がいくらやっても納得いくところまではいけない気がします。最終仕上げは伊禮リペアマンにお任せしたい。しかしこの素人が作ったおもちゃを投げつけていいのだろうか・・・。

 

まあ間違いなく持っていくでしょうが。

 

で、ちょっと自宅アンプで音出ししたところ、意外にも太くて芯がある。なかなか悪くない。バルトリーニPUのおかげかうまくまとまっています。あとは細かく調整して、スタジオで確認してみましょう。
(まだ続く)

さようならしたベース「フェンダージャパンのEシリアルプレべ サンバースト」

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諸般の事情により、さよならしたベースたちを記していこうと思います。

 

2012年頃手に入れた80年代フェンジャパプレべ。フジゲン製。

ヴィンテージプレべ風ルックス、アノダイズドPGとサンバーストの組み合わせが格好いい。

 

 

難あり、ということで格安で売りに出されていました。

曰く

・ボディにザグリあり

・電気系統サビサビでガリあり

 

いくらかは忘れたが3~4万代だったような・・・。

 

ボディのザグリはこんな感じ。

※上部のアッセン部、PU、ブリッジ、導電塗料は私が既に手を加えた後です。

 

 

木目に沿って削り出されたネックが美しく、そして強かった記憶があります。

 

 

アッセンブリの金属部がかなり腐食してガリガリしてたので、替えました。

 

ブリッジは余っていたゴトーに替えてみたりもしました(すぐ純正に戻したけど)。

 

背中も美人。

 

音は、フレットが細目なのもあって、プレべにしては美人な音でした。さすがフジゲンさん。

機材整理でヤフオクで出品し、買値同等の値段で引き取られていきました。

 

今はどこで弾かれているのかな。元気にしてるかな。

さようならしたベース「フジゲンのジャズべ(NCJB-10M/ASH/3TS新品購入)」

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楽器売却の際は、名残惜しいので写真を撮ってパソコンに保存しています。が、愚かな私は保存したことすら忘れます。そんなパソコンのフォルダも「断捨離」で削除作業を進めているので、いくつかの画像はここに残し、今はいない楽器たちを懐かしみましょう。
 

 

②「フジゲンのジャズべ(NCJB-10M/ASH/3TS新品購入)」

・ライトアッシュのサンバーストボディ
・メイプル指板のブロックインレイ
という70年代フェンダーを意識した仕様。

 

感想としては
・木材がいいから当たり前にいい音がする。
・ボディとネックの鳴りがよい。互いに振動を伝えあっている。 
・鳴りが上品。締まっている。 

・ネックもヘッドも木目の浮かび方がキレイ
・メイプル1ピース、さすが
・パッシブならば10数万近い音に匹敵
・これが6万代とは良心的。
・良く言えばいかにも日本らしい、緻密で正確な、気のきいた楽器 
・悪く言えば海外製のような、強烈な個性はない、ソツのない楽器

でしたが、その後リンディフレーリンのPUに交換したら多少トレブリーになり、なかなか元気なサウンドなりました。新品という事もあり、いい意味でカタめの抜ける音だったかな。

 

とはいえ、当時は似たような音を出すジャズべを二本所持しており(moonジャズべとフジゲンジャズべ)、三番目ということで出番がほとんどなく、2016年頃放出。ヤフオク出品して4万後半だったかな。がんがん弾かれてるといいなあと思います。

GOTOH プレべ用ピックアップ PB-Custom 未開封新品をヤフオク出品

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先程デッドストックになっているGOTOHのPUをヤフオクに出品してきました。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c672007502

 

衝動買いしたものの購入後一回も触らず。ごめんなさいです。

 

 

 

「あ~あ~日本のどこかに~私を待ってる人がい~る~」

と、いい日旅立ち気分で巣立ってほしいなあと思います。

 

(メーカーサイトより)

セラミックマグネットを採用した、程よいパワーとアタック感を合わせ持った、ワイドレンジなサウンドが特徴のモデル。

DC.R / 9.48KΩ

Magnet / Ceramic Bar

 


さようならしたベース「フェンダージャパンのジャズべ70年代風」

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楽器売却の際は、名残惜しいので写真を撮ってパソコンに保存しています。が、愚かな私は保存したことすら忘れます。そんなパソコンのフォルダも「断捨離」で削除作業を進めているので、いくつかの画像はここに残し、今はいない楽器たちを懐かしみましょう。

(以上、テンプレ)

 

③「キャンディアップルレッドのフェンダージャパンB75-95US。90年後半~2000年くらいのもの。」

70年代のフェンダーを意識した個体。

ボディ:ライトアッシュ

ネック:ローズウッド

ピックアップ:US製

でしたが、ヴィンテージでもないので実戦使用にしたいと思い、

ピックアップ→フェンダーカスタムショップ製

 

アッセンブリ→SONICのJBターボ

に変更しました。

よってヴィンテージ風の素朴な太さは後退したものの、輪郭の整ったミドル増しになったので満足。

 

今は友人の手に渡りましたが、もともとネックが動く子だったのでこの季節心配ではあります。

「メンテはいつでもするから反ったら言ってよー」と声かけしたけど、今はどんな感じなんだろう。

 

 

 

衝動買い。Greco(グレコ)のジャズベース。富士弦楽器(フジゲン)製。

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実はグレコの古いベースを所有しています。1979年のフジゲン製。


 

半年前、ふらふらと某リサイクルショップをうろついていたら本機が展示されていました。「グレコか。なつかしいなあ。」と冷やかしで試奏したら、意外なほどこなれた太い音がする。

 

試しにトーンを最高値にしたり、フロントカットでリア最大にしても高音が痛くない。逆に高音全カットしても音がヌケてくる。「あれ?いい音する…」って感じでした。


 

かなり弾きこまれた楽器なんだろうなあと前(もしくは歴代)オーナーに感心したと同時に、40年近くたっても現行機と同等のプレイアビリティのベースを作っていた、当時のグレコのOEM、フジゲン(富士弦楽器)にも敬意を覚えました。

私は「ジャパンヴィンテージ」という詐欺まがいの造語が嫌いですが、これは「ちょっとだけよ、あんたも好きねえ」程度のジャパヴィンとして許されるかも、と少し柔らかい気持ちになり、ふと値段を見ると¥19,800。

 

えー、これ¥80,000位の音(新品6万のベースががんがん弾きこまれエイジングされ、2万位価値が上がった感じの音)がするのに。ちょっと興奮したので、購入意欲がわき、本気で観察しました。

すると、

①おそらくフレット擦り合わせ済。7分程度残っている。
②ネックはほんの少しねじれて、一弦高音部がビビる
③ネック3ピース位。ヘッド5ピース位。面白い。
④メイプル指板が経年変化で杢ってる。
⑤ボディ、ブリッジ側のストラップピンが穴あいて欠落。

充分掘り出し物と感じつつも、私は性格がよくないので、店員さんに②と⑤をつついて交渉するともう少し下がりました。

超お買い得。言い方は宜しくないですが、おそらく転売しても利益出る(もちろんしませんよ、B級楽器愛好者として)。

 

いやあ、ハイエンドもいいけれど、こういう昔の日本ベースもなかなか味わい深い。

いいなあ、これ。楽器って本当に楽しいですね。

 

※後日、ピン穴は埋めて新品を載せました。

ジャズベースのボディを作ろう【16時間目】完結編。

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自主製作のSK(スケ)ベース。伊禮プロの助けを借りて、オクターブ、弦高、ネック等全ての調整が終了しました。

 

その後勢い余って、ピックアップも黄金色に塗装しました。

 

もう何が何だか・・・。

 

ちなみに、使用したのはアサヒペンの「高耐久ラッカースプレー 300ML ゴールド」です。

安上りの割にいい色。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%92%E3%83%9A%E3%83%B3-Asahipen-%E9%AB%98%E8%80%90%E4%B9%85%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC-300ML-%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/dp/B003974K8Y

 

うっすら浮かぶ「bartolini」が意外に艶麗かも。

平成も終わるというのに、この昭和風な愛燦燦ルックスよ。

 

さすがはプロの仕上げで、ネックは安定、弦高低めの弾きやすいセッティングになっています。

ちなみにスタジオにて大音量で試したら、肝心の音はごくごくフツーでした。

塗装はさほど音に影響を及ぼしていないと思います。バルトリーニのおかげか痛くないけど芯はある感じ。

 

しばらく遊んで、知り合いのフォークソング酒場のステージ用ベースとして飾ってみようかな、と考えています。こんな派手なルックスだから多くの人に手に取ってもらった方が面白いと思うので。

 

というわけで、以上をもってこのシリーズを終わります。

お付き合いいただきありがとうございました。

【緊急】2016年製moonジャズベース、ブルーターコイズのマッチングヘッドを売ります。

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先程、機材整理でヤフオクにmoonのジャズベースを出品してきました。

ムーンというとアクティブでキンキンのイメージも強いかもしれませんが、本機はウッディーで、とても暖かみがあります。しかし、芯の強さは確かにあってムーンらしいパッシブと言えます。

 

お気に入りの楽器ですが、金銭的理由により出品です。

 

では、以下はヤフオクからの引用です。気になった方はぜひどうぞ。いい音がしますよ。

がんがん弾きこんでくれる人のもとにいってくれたらいいなと思います。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t597642223

 

機材整理のため出品です。

私自身が楽器店を通してオーダーした、2016年製のmoonジャズベース(JB4-CLASSIC)、ブルーターコイズのマッチングヘッドです。

メーカーのHPにも類似機が掲載されています。

http://www.moon-guitar.co.jp/jb5.html

 

通常品との違いは

ボディのカラーが「ブルーターコイズ」で、さらにマッチングヘッドになっている点です。

角度によってはギラっとした青だったり緑だったりに見えます。

 

ご存知の通り極薄ラッカー塗装のため、本体の鳴りが心地よく、ウッディーな響きが特長となっています。また、マダガスカルローズの指板もそれを手助けしています。

 

ボディに数か所打痕があります(画像で確認ください)が、比較的美品かと思います。ネックは真っすぐでロッドはほとんどまわしていません。十分余裕あります。

純正のケースに入れ、プチプチ梱包、ダンボールで送ります。よろしくお願いします。

 

ボディ:アルダー

重量:4.3kg

ネック:マダガスカルローズ

インチ:34インチ

ピックアップ:OXALIS JB-CLASSIC(純正)

 

誠に申し訳ありませんが、新規、キャンセル歴が多い、謎の業者、などの方はこちらで入札を取り消すことがあります。ご了承ください。

 

ヤマト着払いにて発送します。

※台風が接近しています。よって発送が遅れる可能性があります。それも含めてご検討いただければ幸いです。

Momose MJB1-STD/NJ3TS フレットレスを手放します。

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コロナによるステイホーム中、いろいろと機材を見直し、なくなくながらヤフオクに2本ベースを出品しました。

というわけで記念に画像を残します。

まずはmomoseのフレットレス。さすがネックに定評あるメーカーだけあって、握りやすくよく鳴ります。フレットレスなんですが、まるでフレットがあるかのように、スムーズに音が立ち上がります。

 

・以下、紹介文

Momose(モモセ) MJB1-STD/NJ3TS フレットレス

機材整理のため出品です。

中古で入手した、Momoseのフレットレスベース。新品購入時の楽器屋保証書があり、2014年に発売されたモデルのようです。

 

・ボディや指板に細やかな傷があります。

・金属パーツは経年劣化あります。

・フラットワウンド弦を張っています。

・出品にあたり、リペアマンにメンテナンスを依頼してネックや弦高を調整しました。

・ロッド余裕あります。

・おそらくパーツは全て純正品です。

 

<スペック>

■Body:アルダー

■Fingerboard:ローズウッド

■Weight:約4.1kg
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w394416026

 

さて、いい人のところに嫁いでくれるでしょうか。

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